アイスランドの大自然の中に暮らす羊飼いの友人宅でのステイ終盤。
ついに私も羊飼いデビューすることになった前回の話の続きです。

春に山へ放牧した羊たちを、持ち主の小屋へ戻す作業「Af Smala」。
この果てしない山を歩いて羊を小屋に戻す…
なんだかとてつもなく途方もない作業なのでは?と不安がよぎったけど、
アイスランドの山、というか丘?は木がほとんど生えておらず、足元はふかふかの苔。
想像よりは簡単に山歩きが出来る。

モービルで追われてきた羊たちが続々と小屋の方角へやってくる。
羊が小屋とは別の方向に逃げそうになったら、
「オーィ!オイオイ!」という大声を出しながら、小屋の方に逃げるように仕向ける。
これが我々の仕事でした。
ice_sheep row
毛をふぁっさふぁっさと揺らして、小屋の方へ逃げる羊たち。
ドナドナが頭の中でループ再生されます…。

ice_sheep man
羊飼いと牧羊犬。
牧羊犬は本当に頭が良いです。常に飼い主の横にいて、主の指示に忠実に従う。
この時、怪我をした男性がいたのですが、彼の牧羊犬は彼のそばを離れずに、心配そうに寄り添っていました。
リアル・忠犬ハチ公たちです。

ice_af smala
山から集められた羊たち。
さらに小屋の中へ押し込められた羊たちが・・・
こちら↓

ice_sheep house
羊のたまて箱やーと叫びだしたくなる、30歳の昼です。

Ice_sheep h 2
東京の満員電車のようなすし詰めっぷり。

Ice sh h
羊は常に親子で行動しているらしい。
この2匹は分かりやすい親子。

ice_ sh h 3
乗車率120%の羊小屋。
この中から食肉用に出荷される羊たちと、冬を越す羊たちに選別。
出荷される羊たちは、出荷前に体重を計測されます。
ああ、ドナドナ感が増す!!
しかし、命は命を頂いて成り立つもの。ありがたく頂きます。

アイスランドは年間を通して寒いので、羊が貴重な食糧です。
野菜なども育ちにくいので、スーパーで売っている野菜はほぼ輸入。そしてめっちゃ高い。
なので、お惣菜や弁当なんか売ってません。食料廃棄はすごく低いという話です。
日本も少しは見習わないと。

ice ram
そして供される羊肉の塊。
ちなみにこれは去年の肉。山から下りてきた新鮮な羊ではありませんよ、念のため。
この肉は私の肉体の血となり、肉となり、骨となり…ごっつぁんです。

ice_sh h 4
自然と一体となって暮らす、羊飼いの暮らし。
1日だけでも羊飼い体験ができて楽しかった~翌日はヘロヘロでしたが…。
以上、1日羊飼い体験でした。
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