Last year's Christmas market in Bornholms Hojskole.We did a instalation.
12月最初の土曜日。ボーンホルムス・ホイスコーレでクリスマス・マーケットが開催されました。
学校にはシュトーレンやビール、ソーセージなどを売る屋台なんて登場せず、
内容は生徒たちの作品展示や作品販売(売上は寄付に…)、有志で集まった生徒たちで作成したインスタレーション。
主な来校者は学校の支援者や生徒の両親という身内の集いでございました。
年度末の展覧会
クリスマス・マーケットという名こそついているものの、実質は学校が何をしているのか、生徒の作品を展示したり、陶芸の教室やガラスの教室で普段のどのような授業をしているかをデモンストレーションしたり。
スカルスのように大人数が押し寄せてくるわけではなく、身内が多い印象でした。さすが地元密着型フォルケ。
この学校、設備も良いのになぜか生徒が集まらないという問題が。それゆえ、精神疾患や社会不適応な若い子供を受け入れることによって受けられる政府からの援助金で、なんとか運営している状況です。
やる気のある生徒を受け入れるためにも、もっとアグレッシブに生徒を集客するとか、アピール方法を考えればいいのにと何度も思いました。
宣伝や集客方法については日本の地方だけでなく、世界の地方でも同じように問題な様子です。
日本で起きている問題は、程度の差こそあれ、世界で起きている。そんなことを何度も思った留学です。何か闇の力が働いているのでしょうか…。
そんな重い脳内会議のお供には、デンマークのクリスマス名物とおぼしき、ジンジャークッキー。ジンジャーの刺激で脳内のマイナス分子が消え去るような錯覚が。一度食べると止まらない代物です。
生徒渾身のインスタレーション
そしてこのマーケット最大の見せ場は、複数の生徒が有志で参加したインスタレーション「闇から光へ」(タイトルうる覚え)です。
割と完成度は高めだったと自負しております。
普段、月曜日の島内トリップに使われているバスが光の宇宙空間に。
チームジャパン+30で作成した展示。
カゴバスケットの中にあるガラスの破片に好きな言葉を書いて、光のボールに入れる。これが入場券の代わり。そして次の部屋へという設定。
韓国人の元アート・ディレクターが、このインスタレーションを仕切ってくれました。さすがプロは違う。というかこの展示は遊びなので、各自の担当分野ごとにゆる~くできました。
日本人だけだったら、こういうのに何度も会議を重ねて時間がかかってしまったでしょう。与えられた時間内で無理せず行う。これがこれからの日本に求められることじゃないかな?と、電通社員自殺問題と絡めて、我考える。
夜はごちそう!
クリスマス・パーティー最後は、出席者全員でのディナータイム。キッチンスタッフフル回転で、料理を作りまくりでした。
コメント
このブログにコメントするにはログインが必要です。
さんログアウト
この記事には許可ユーザしかコメントができません。