早いもので今年も12月…。去年2015年の12月はデンマークのクリスマスシーズンを謳歌しておりました。
冬のデンマークの気候は曇り、強風、暗い、寒い、という四重苦。午後15時には暗くなり始める日照時間の短さに、11月は気分も落ち気味に。うつ病患者が多いという理由も納得のどんよりさでした。
そんな厳冬のデンマークですが、12月は街中がクリスマス一色。
滞在していたボーンホルムス・ホイスコーレではクリスマス・ツリーが飾られ、学校の外には電飾が飾られたり…と華やいだ雰囲気に一新。ふさぎ込みがちな冬の気分も和らぎます。
さらに学校最後のイベントとして、生徒と学校職員全員が妖精・Nisse(ニッセ)になるという、デンマークならではのクリスマス行事が発表されました。
Nisse(ニッセ)とは?
そもそもニッセは誰なのかというと、北欧神話に出てくる妖精。木よりも身長が低く、長いヒゲ、赤いニット帽がトレードマーク。見た目的に小さいおじさんって感じです。
彼らはクリスマスの時期、人間にいたずらをする妖精。なのでデンマーク人はクリスマス・イヴに彼らの好物のライスプディングをあげるらしい。
みんなが誰かのNisse!ボーンホルムス・フォルケのニッセごっこ
さて、学校で発表された「ニッセごっこ」がどんな内容かというと…
くじ引きで引いた紙に書いてある人に、学校終了の18日まで何かしらプレゼントをする!というもの。
お菓子をプレゼントするもよし、たまにイタズラをするもよし。
だから学校の全員が誰かのニッセであって、自分も自分のニッセから何かを仕掛けられる側なのです。
誰が誰のニッセなのかは最終日まで秘密で、絶対に人へ漏らしてはいけないルール。
私のターゲットは「KLAUS」という人物でした。誰だか分からなかったのでさっそくルールを破って先生に耳打ちで教えてもらう。どうやら学校職員の人だとか。分かるかぃ!!
My Nisse work
ということで、Nisseとしての仕事ぶりを発表します。
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…とまぁ、こんな感じで悪ふざけメインのニッセ業。
高校時代、放課後にクラスメイトの机すべてにPUMAを書いてイタズラしたこと、キョンキョンのお面を教室中に貼ってデコレーションしたことを思い出しました。
ああ、楽しかった。本気でNisseに転職しようかと思うほど、私の転職でした。
私のNisseの仕事っぷり
ちなみに私のニッセは、私よりもマメに仕事をしてくれました。最初はチョコレートなどのお菓子をプレゼントしてくれていたのですが、徐々にイタズラ開始。
玉ねぎとメントス。玉ねぎ丸かじり後を気遣ってのメントスでしょうか。
穴の開いた砂糖ケース。気付かずに砂糖を持ち上げたら、底に穴が開いていて砂糖がダダ漏れ。1人むなしく、掃除しました。。
最終日のパーティー前も我がニッセは働いてました。この風船はパーティー会場に至るまで何個も!中には飴とかお菓子が。
学校最終日のパーティーで誰が誰のNisseだったかを発表。それはまた後日アップします。
おまけ
他のニッセはこんな感じ。
サッカー好きな男子の顔をコラージュしたニッセ。ちなみに作者は日本人です。
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