この春、瀬戸窯業高等学校セラミック専攻科を無事卒業しました。
私自身も30代前半の厄年「厄エンナーレ」も2月に開け、晴れ晴れとした気分です。
令和という新時代と厄明けの女子たちに幸あれ。

さて、私が2度目の高校で学んでいたのは陶芸。
基礎からみっちり学べる愛知の瀬戸市にある高校の専攻科に在籍してました。

デンマークで陶芸を始め
手間と場所と環境汚染な陶芸はやらないつもりだったのに、帰国10カ月後には陶芸を基礎から学び始めていました…おかしいな。
エコで何処でもできる竹細工や漆などの手仕事をやるつもりだったのに。
結局、自分の好きな形を作り出せる粘土の可塑性、そして窯を開けた時のワクワクが忘れられずにこの道を選びました。
デンマークでは基礎が分からないまま制作していたので、学校で基礎をみっちり身につけようと入学したわけです。

1年目は基礎を身につける授業。
ろくろや手びねりでは皆で同じ課題をこなし、陶芸の型を身につける反復練習の繰り返し。
2年目は自分の作りたい自由な制作へ。
オブジェという用のないモノを作ったり、釉薬をひたすら自作したり、ざくろの絵を描きまくり…美術展への出展やら、修了展に向けた制作であっちゅうまに走り抜けたら卒業式でした。

授業内容は…とても濃かった。
特に2年目後半はすし詰めのスケジュールでした。
我ながらようやったわ〜と達成感もあり、出来上がった作品を並べて下手!と思うことも。
自分の視界30センチで制作してよしと思っても、展示して俯瞰することで作品の改善点が見つかる。
そして次はここを改善しよう…と、
陶芸の世界はこうしてto be continued...が続いていくのだと痛感しました。

何を作るか「計画」し、それを「実行」、その内容が大丈夫かを「確認」し、内容を「改善」してまた計画に戻る。

…あれ、これってPDCAサイクル!

物作りを始めて本格的に学ぶ中、
業務効率化の基本「PDCAサイクル」が個人で物作りをする上でも重要なことが分かりました。

もう2度と使わないと思っていた生産管理の知識が、巡り巡って必要になる…
私の経験値、色々繋がってきました。我ながらいい人生です。

生産管理の仕事をしていた時も、不得意だった算数が必須の部署でした。
「我が辞書に”化学”はなし」と化学も赤点ばかりだったのに、釉薬を作るためには化学の知識が必須。
学校で嫌いだった科目ほど、必須になる。

青年老い易く学なりがたしが身に迫る年齢ですが、少しづつ勉強を続けていきます。


卒業生 答辞

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