スヴァンホルムについて前回前々回と語ってきましたが、ここで発表です。

不肖私、「エコヴィレッジ」って単にゴミ捨てない!石油は使わない!という環境第一な村の事だと勘違いしていたことをここに告白し、懺悔いたします。

 

そもそも、エコヴィレッジの定義は「持続可能な社会」を目指したコミュニティのこと。

石油ダメ!的な、極右的な環境保全を謳っているわけではありませんでした。

そこに集う人々との共同生活を通して持続可能な社会を築くスタイル。しかし、ストイックな感じではなく、無理なく、ゆるく、楽しく行っている雰囲気をスヴァンホルムに感じました。

あくまでも外部からの目ですが…。

ここがエコだよ!スヴァンホルムのエコ生活

そしてここスヴァンホルムには4つの理念があります。

  • Common ideals concerning ecology (エコロジーに対する共通理念)
  • Income sharing (収入の共有)
  • Communal living (共同生活)
  • Self government (自治行政)

これらの理念に基づいたエコなシェア生活がこちら。

農業は無農薬の「オーガニック野菜」

スヴァンホルムの主な収入源の1つが農業。そしてすべての野菜は無農薬で育てているそうです。

ここで育った野菜は、スヴァンホルムの直売所でも購入可能。

また、牛も飼っていますが、ここの牛のミルクは「Hansens」というデンマークの老舗アイスに提供されています。ミルクの味が濃くて美味しい。

電気は「オール風力発電」

スヴァンホルムの広大な敷地の中に2機の風力発電機があります。

これらはスヴァンホルムで購入(!)し、スヴァンホルム内の電気をほぼ賄っているそうな。

余った電気は地元の電力会社に売る。

ちなみに、デンマークでは風力発電がメジャー。道行く風景でも、風力発電機をあちこちに見ることが出来ます。IMGP0301

「カー・シェアリング」が当たり前

スヴァンホルムには5・6台、車があります。これは「カー。シェアリング」専用の車たち。

住人は予約を要れれば、自由に使う事ができます。

デポジット200クローナで自転車無料

最初にデポジット200クローナを払えば、自転車は無料で使えます。

ここを出ていく時、自転車に故障が見当たらなければこの200クローナは返却。

[caption id="attachment_603" align="aligncenter" width="300"]エコヴィレッジ・スヴァンホルム この自転車は農業用でしょうか…[/caption]

食料廃棄物は動物の飼料に

共同キッチンで出た食料廃棄物はゴミ…ではなく、家畜である豚の餌になります。

夕飯が終わるとキッチングループの人が豚ちゃん達の所へ食料をお届け。

毎日大量に廃棄物が出るので、豚も食べきれていない様子なのが気になりますが…

[caption id="attachment_604" align="aligncenter" width="300"]エコヴィレッジ・スヴァンホルム 豚の居るとこまで残飯をドナドナ[/caption] [caption id="attachment_607" align="aligncenter" width="300"]エコヴィレッジ・スヴァンホルム 飯を食らう豚たち[/caption] [caption id="attachment_605" align="aligncenter" width="300"]エコヴィレッジ・スヴァンホルム 余は満足…じゃ…[/caption]

共同生活そのものがエコ

スヴァンホルムには共同キッチン・ダイニングがあり、お昼・夕飯は大概の住人がここで食事をとります。

キッチングループの人が食事を作り、お昼12時・夕方18時に共同キッチンへ行けばご飯が並んでいる。

ご飯が終わればみんなのお皿を一気に片付け。各家庭ごとに炊事するよりも、皆の分を一気に料理・片付けした方がエネルギーコストもそんなにかからない。

シェアしてエコ!なスヴァンホルム

こんな感じで、スヴァンホルムのエコ生活は「共同生活」「シェア」が前提。

そういえば、フォルケ・ホイスコーレも「各自が持っている知識を皆で共有して、高め合って行こう」という互いの知識をシェアする場でもあったっけ。

スヴァンホルムだけでなく、デンマークに根付いた考えなのかもしれません。

情報を「シェア」することは社会の発展につながる

デンマークが世界一幸福と言われる所以シェアなのかもしれません。

スポンサードリンク