思い起こせば1年前。30代最初の夏。

スカルス手工芸学校での半年間の滞在修了後、

デンマーク・シェラン島にあるエコビレッジ「スヴァンホルム(Svanholm)」で約1か月半ほどボランティアで滞在していました。

ここで私は週5日・1日6時間、来る日も来る日も来る日も…窓枠のペンキ塗りをしてひと夏を過ごしました。

そもそも、エコヴィレッジって何?という方へ少し説明を。

エコビレッジとはなんぞやというと…

エコビレッジとは、持続可能性を目標としたまちづくりや社会づくりのコンセプト、またそのコミュニティ。 エコビレッジは、以下のように定義されている。

・ヒューマン・スケールを基準に設計される。

・生活のための装備が十分に備わった住居がある。

・人間が自然界に害を与えず、調和した生活を行っている。

・人間の健全な発達を促進する。

・未来に向けて持続的である。

『Wikipedia エコビレッジ より引用』

これがエコビレッジの定義らしい。

実は、「エコビレッジ」であるスヴァンホルムへの滞在も、デンマーク留学の一つの目的だった。

なぜエコビレッジに興味が沸いたかと言うと、

世界一周中に訪れたブラジル「弓場農場」(日系移民が創った農場)で数日滞在したこと、

日本帰国後に人口100人前後という鹿児島県・宝島に滞在したことがきっかけ。

[caption id="attachment_564" align="aligncenter" width="224"]トカラ列島・宝島 国内約27島周った中で、一番海が綺麗だった宝島。猛毒を持つウミヘビとも、よく一緒に泳ぎました…[/caption]

 

そこの人々は、地域全員顔見知り、他人の子供でも自分の子供のように躾するし、隣近所へのお裾分けもあり、昔ながらの人付き合いが残っている文化で暮らしていました。

狭い社会での人付き合いも大変そうだったけど、

人がうじゃうじゃいるのに孤独!な都会での生活よりも人生楽しそうだなと。

そこで、

デンマークへ来る前に世界のエコビレッジはどんな感じだろうかとネットサーフィンしていたらたどり着いたのが「スヴァンホルム」でした。

スヴァンホルム=コレクティブハウス

スヴァンホルムは、住人全員が共同で生活をする「コレクティブハウス」として1970年代にスタート。

各自の部屋はあるけれど、それとは別に共同スペースであるキッチン・ダイニングがあり、

そこに住む人々とのコミュニケーションを楽しめるライフスタイルのコミュニティ。

 

現在は約100人前後のデンマーク人がここに住んでいる。

スヴァンホルム内で働いている人はもちろん、外で働いていて家はスヴァンホルムという人も多い。

ここへの入居希望者は多いらしく、また難関(?)な面接をクリアしなければならない。

しかし、スヴァンホルムには「ゲスト・ワーカー」というシステムがあるのです。

働く代わりに食費も部屋も無料

「ゲスト・ワーカー」、つまりボランティアとして私はスヴァンホルムに滞在。

スヴァンホルム内の3つのグループ(農業・建築・キッチン)がボランティアを募集しており、ボランティア枠に空きがあれば受け入れてくれます。

平日5日、1日の労働時間は約6時間。

この労働の代わりに、個室の部屋・3食付で無料にて滞在できる「フリーアコモデーション」ってやつです。

 

エコビレッジを見たいという理由以外にも、物価の高いデンマークで無料で過ごせるのは魅力的でした。

夏のボランティアはすぐに埋まってしまうと聞いていたので、

3月位にスヴァンホルムにアポを取ってビルディング・グループにボランティア志望。

というわけで、私の窓枠ペインティング・サマーが決定したのです。

エコビレッジ・スヴァンホルム

 

 

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