最近、デンマークのヒュッゲが日本で話題になったり、トカラ列島の宝島がテレビで特集されたり、私が今まで行った場所がじわじわ注目を集めてますね。
ようやく時代が私に追いついてきたようです。

今こうして
陶芸を学ぶことになったのも、ここ5~6年の旅の積み重ねの結果です。
デンマークでの経験はもちろんですが、大きなきっかけは脱サラ後の「
世界一周」、そして「トカラ列島・宝島」で1ヶ月間、オーペアで滞在したことです。

トカラ列島_宝島

トカラ列島の宝島は、鹿児島県にある秘境の島。
3時間あれば歩いて1周できるサイズの島には商店が1軒だけ。午前と午後に2時間位しか開店しない。それ以外にお店はありません。コンビニやスーパーはもちろん、工務店や美容院、ましてや病院もありません。
なので、島民は生活にかかわることすべてを自分たちの手で作り上げていく。

島民全員、クリエイター。
無い物は作る。

東京暮らしで物を買うことしか知らなかった私は、物を自分で作りあげていくという楽しさにこの島で学びました。魚のさばき方、宝島の特産品作りの手伝い、家庭菜園など。
DIYが当たり前な暮らしですが、それが楽しい。

島でお世話になっていた竹内さん夫婦の奥さん(Iターンで移住)が帽子デザイナーで、自宅で帽子を作っている姿にも感化されました。


また人口100人前後の島ということもあり、島民全員顔見知り。
皆で助け合わざるを得ないコミュニティの狭さで、全員家族のような関係。

家を建てたり、近所のおばさんに髪をカットしてもらったり、畑を耕したり、近所のおばちゃん
がお裾分けとして料理を持ってきてくれたり、子供の面倒を見たり…。
都会では希薄になった近所付き合いが今も根強く生きている。いや、ここでは生きていくためには無くてはならない繋がり。

島内には必要最低限の店しかないけど、それでも助け合って生きていける。

この旅の後には就職を考えていたのですが、
こんな生活を1ヶ月見ていたら、世の中の大半の仕事は無くてもいい仕事なんだな、とひしひしと感じてしまいました。
社会になくても困らない仕事に人生の大半の時間を注ぎ込み、さらにはメンタルまで蝕まれていく人が多い日本。宝島での生活を経験してしまうと、そんな生活はしたくない!と。
色んな職種に従事する方をディスっているわけではありません。仕事に重きを置きすぎて、家族での時間や趣味、生活の時間が少ないことに疑問を持ったのです。

そしてほとんどの人が自営業の宝島の人々。
会社員のように時間に縛られて生きている人はほぼいません。
お昼に家に戻ってご飯を食べ、夕方には家に帰る。晴耕雨読を地で行く生活。
海に皆で行くとなったら、仕事を中断して泳ぎにいける。

子供が初めて歩いた!とか、初めて話した!という子供の成長も見ていられる。

仕事だけでなく、家の仕事をしたり、家族との時間を過ごしたり、自分の人生をちゃんと生きること。
これって一番人生で大事なのでは?と宝島の生活を通して実感しました。
(このことが2年後に、ライフワークバランス抜群、幸福度No.1の国・デンマークへ行くきっかけにもなっています。)

就活、婚活、妊活、終活。
色んな「活」があるけれど、私は生きる活動「生活」がしたい
仕事も大事、だけど家のこと食事はもちろん掃除洗濯も大事。ローマ法王の日課にも必ず掃除があるそうな。

とにかく、この宝島での経験が物作りへの道に進むきっかけになった気がします。
そこからデンマークのフォルケホイスコーレへの留学へ導かれ、陶芸の道に至ったわけです。

今、こうして文章で今に至る道を辿ってみると、進むべき道を進んでいる気がします。我ながらいい感じ!?

ということで、多大な影響を受けた宝島での暮らし。
次は宝島の概要をざっくり説明します!


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