将来、仕事も生活もバランスよく、生きる活動「生活」を大事にした暮らしがしたい。
宝島での1ヶ月のオーペア生活からそんな人生目標ができました。
(参照: 
トカラ列島・宝島への旅で価値観崩壊 )
トカラ列島_宝島

夢の「宝島」に行きたい

そもそもトカラ列島・宝島?
名前も知らない人も多いでしょう。
私がこの島の存在を知ったのは今から約8年前の沖縄・伊良部島でのこと。
同じ安宿に泊まっていた、島好き青年に今までで一番良かった島として紹介されたのが「宝島」でした。

鹿児島県のトカラ列島という群島の1つで、とにかく海が綺麗で、島1周歩いて3時間位という小さい島だとのこと。
しかも、宝島のあるトカラ列島は僻地レベル特5級という、日本政府も指定する僻地。

離島マニアの私にとって、このキーワードだけで魅力を感じたのです、僻地って!と。
松田聖子的に「ビビビとキタ」です。
(皆既日食時に話題となった悪石島もトカラ列島にあります。)

そして時は流れて2013年。
世界一周し、失業保険を貰い終えた後、最後の猶予期間として国内をちょろっと旅することにしました。

離島好きの私は、まだ行ったことのない島々を巡ろうと決意。今こそ僻地レベル特5級のトカラ列島・夢の宝島へ行く時がきた!と。

そこで色々ルートを調べた結果、フェリーとしまの終点・奄美大島から沖縄までの鹿児島の離島を繋ぐフェリーが毎日出ている事が判明!

それならばと、世界遺産の屋久島、奄美大島、闘牛の徳之島、鍾乳洞の沖永良部島、映画「めがね」の舞台となった与論島、鹿児島の「島」を色々旅しよう!

ということで、約2ヶ月間の「鹿児島の離島を巡る旅」に出発、この旅で約1ヶ月ほど宝島に滞在しました。

ブラジル弓場農場と宝島での暮らし

世界一周をしていた頃は1都市2~3日滞在が基本で、
多くの観光客と同じように、その町の観光スポットを巡って次の観光地へ…という旅行でした。

観光地巡りに飽き始めたころ、ブラジルの「弓場農場」という日本人移民が開拓した農場で、
農業の手伝いをする代わりに滞在・食費がタダ!というワークエクスチェンジを随時募集しているとの情報が。

お金の節約にもなるし、移動ばかりで疲れていたこともあって、この農場にコンタクトを取り、3日間滞在することにしました。

滞在中の仕事は農業の収穫手伝いや結婚式に使う割り箸作り!

旅という娯楽だけの日々―新鮮味も消え、タスクとなってしまった観光地巡り―での久々の労働は、自分が人の役に立っているという承認欲求が満たされたし、達成感で心が満たされました。

割り箸を手作りするという、非日常的な仕事もとても新鮮でした。

日本では100均で買えば済むことをわざわざ手作り。
刃がボロボロのナイフで割り箸を削ぐ作業は心を無にして集中ができ、まるで瞑想のよう。
物作りって楽しいかも!と思った物作りへの目覚めが弓場農場かもしれません。

この農場は日系移民による小さいコミュニティでした。
皆がこの農場で衣食住を共にする、小さい家族。

その息苦しさからここから出ていく人も多いのですが、他の社会に馴染めずに帰ってくる人もいるとか。
(今思えば、この弓場農場は宝島という小さいコミュニティの島社会、とても似てる!!!)

こういう風に旅先の土地の人と話すと、その土地が見えてきたり色々な価値観が垣間見えました。
ただ観光客として旅をするだけでは味わえなかった、現地の文化に触れることができたのです。

3日間という短い滞在でしたが、世界一周の旅の中でも思い出深い場所の1つになりました。
その後はまた”ただの”観光地巡りを再開したのですが、ここでの滞在以上に印象に残ることは少なかったです。(もちろん、観光だけでも色んな宗教美術や文化を見れていい刺激にはなりましたが。)

観光旅行だけじゃなく、現地の暮らしを知りたい

ブラジルの弓場農場でのワークエクスチェンジをきっかけに、観光旅行よりも、その土地の暮らしや文化を知る旅がしたいと思うようになりました。

観光だけではなく、少し働いたり、その島に住む人のように暮らして旅をする。

そこで「鹿児島の離島を巡る旅」では中期滞在が可能なボランティアなどを各島で探し、屋久島では
YHでヘルパーを10日間、与論島ではWWOOFをすることに。

そして旅の最大の目的であった、「宝島」。
数年前から憧れていた、島旅好きの推し島No.1の美しい島。

最初は綺麗な海!島!という理由で行きたかった場所でしたが、宝島に少し暮らして、島暮らしを体験したい。。

人口100人の島でボランティアをやっている場所はないだろう・・・と諦め半分でネットを徘徊して見つけたのが、
Iターンで宝島へ移住した竹内さん宅でのオーペア募集でした。

オーペアとは、子供のベビーシッター或いはナニーとして子供の面倒を見る代わりに、食費と滞在費が無料になるワーキングエクスチェンジのようなもの。(海外ではワーホリ滞在者に人気のシステムで、報酬もあり。)

竹内家では2週間以上滞在できる人を募集していました。
これは私の旅のスタイルにもぴったり!ということで即効で連絡。
結果的に約1ヶ月間、宝島に滞在することになったのです。


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